リフォームには、施工する箇所や内容に応じた料金の相場があります。
これは、料金表のように簡単に表せるものとは若干違いますが、現在の施工箇所の状態や施工の内容によって価格がある程度定まってくるという意味になります。
例えば、2つの企業に同じ内容で依頼を出した場合、両者が同じ品質の施工技術であればほとんど同じ見積もり金額となるのです。
逆に言えば、見積もり料金が明らかに安い場合は、粗悪な材質を用いていたりといった悪質な企業である可能性も高くなります。
あくまでも平均的な価格目安となりますが、戸建住宅の水まわりをリフォームする場合の相場は、キッチンや浴室で100万円から150万円、トイレや洗面所は20万円から50万円程度です。
また、リビングや外壁であれば50万円から100万円、玄関なら20から50万円となります。
これらを目安とする事で依頼元の企業の信用性や、提示されている施工技術の品質が判断できます。
基本的に依頼された企業は、現地調査にて家屋の状態を見る事で、必要な施工内容と工事費用を割り出します。
提示されている金額を元に、意見の相違が無いか担当者と相談する事で、より理想に近い工事を受けられる可能性が高まります。