安定性と利益率の高さから人気の不動産投資。FXやバイナリーオプションなどの新しい投資方法が登場しても、やはり昔からある不動産投資は今でも人気の投資方法です。特に、不動産投資をするのであれば一棟マンション投資にすることをお勧めしたいと思います。
一棟マンション投資には、高利回り、インフレ対策、節税効果、生命保険効果、年金対策、相続税対策など様々なメリットがあると言われています。
これだけメリットがあるので、FXや株なんかをやってるのがばからしくなって、不動産投資に切り替えるという人も結構いるそうですよ。
ただし注意してほしいのは維持費です。不動産の維持やメンテナンスにかかる費用は、マンションと一戸建てで異なります。
マンションは、部屋の中は自分のものですが、エントランスや廊下、外壁などは特定の人の持ち物ではなく、各部屋の所有者全員で共有をしています。
共有部のメンテナンスや補修は、全員で決めなければなりませんが、その都度多数決をするのは現実的ではないし、経済的な事情もそれぞれなので、あらかじめ決めた長期修繕計画に基づいて、毎月修繕積立金を集めます。
一戸建てでは、修繕などの工事が必要な場合も自分で負担しなければならないので、必要になったときにお金がないと困ってしまいます。毎月積立で備えをするか、いざという時のために備えをしておくかの違いですが、マンションの修繕積立金は、実際の修繕をするのは将来でも、支払った時点で必要経費になるのは税制上のメリットです。
また、一戸建てでお手伝いさんを一人雇うよりは世帯数で分担するので手ごろですが、共用部の管理などのため、毎月管理費を支払います。
不動産投資の基本パターンは、家賃収入で借入返済をして、少ない手元資金でも資産形成ができるのが魅力ですが、マンションの場合、毎月払う管理費と修繕積立金についても、家賃収入で支払う必要があるので、投資計画の時に見落とさないよう気を付けましょう。