防水工事の種類は大まかに分けるとアスファルト防水、FRP防水、シート防水、ウレタン防水に分けられますが、各メーカーによって素材名が変わったり、価格が変わったりします。防水の状態や面積保証期間などでも価格は変動していきます。
アスファルト防水について、歩行用に使用される埋め込みタイプは、屋上やベランダに施工されます。非歩行用の露出タイプは人が入らない屋根裏などに使用します。10年は防水できますがアスファルトの独特の臭気があるので、住宅地のように人が密集するばしょでは施工されません。
FRP防水は耐久年数が長く防水性に非常に優れています。そのためコストは高く設定されています。亀裂などが生じた場合でもその部分だけを補修すればいいので、大規模な補修の必要がなくなります。
シート防水は塩ビシートやゴムシートを重ね合わせて防水する施工方法です。塩ビシートはカラーバリエーションに優れていて景観に合わせて色を変えることができます。ゴムシートは防音性にすぐれています。
ウレタン防水はウレタン樹脂を塗り重ねる工法でどんな施工面でも塗ることができます。比較的安価ですが、塗膜の耐久が弱いので5年から7年くらいで塗り直しの必要があります。
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